【1日1島 2日目】島野浦島
こんばんは、離島ハンターSAVIOです。
本日の1日1島は島野浦島(しまのうらしま)。
宮崎県延岡市に属し、周囲15.5km、面積は2.84㎢の水産業で賑わう離島である。
普通に読めるけどくどさを感じる名前…と思ったら国土地理院は「しまうらとう」としているらしく、こっちのがしっくりきます。
江戸時代には船の潮待ち、風待ちに利用されていたそうだが、最古の記録だと文禄5年(1596年)に寄港した藤原惺窩(ふじわら せいか)が3軒ほどの民家があると「南港日記残書簡」に記している。ちなみにこの方、戦国から江戸時代にかけての儒学者で、豊臣秀吉や徳川家康にも儒学を講じていたそう。調べてみて初めて知ったすごい人物。
島の周りは変化に富んだリアス式海岸で、釣りスポットとして人気があるらしい。
冒頭にも書いた通り水産業がとても盛んで鯛茶漬け、あげみ(すり身の天ぷら)、たたっこ(アジや白身魚を粘りが出るまで叩いて、味噌やごまを混ぜたもの)が楽しめるらしい。たたっこは間違いなく酒のつまみだな…
ちなみにこの島、「メキシコ女王伝説」といういかにも胡散臭い伝説が残っているのだが、今から170年ぐらい前に財宝の入ったメキシコ女王の棺が島近くに漂着し、発見した漁師たちは災いを恐れて口外禁止とし島の南の沖にある小島に埋めたそう。
メキシコの女王だってどうやって知ったんだ…
ちなみにこのメキシコ女王はいまだに発見されてないらしいので、
探しに行くのも面白いかもしれない。
以上が島野浦島でした。
ではまたあした〜