【1日1島 6日目】前島
こんばんは!離島ハンターSAVIOです。
文明が発達してから、あの島を開拓しようと言ったらたくさんの古墳が出てくる…
というわけで本日の1日1島は長崎県西彼杵郡時津町に所属する、前島(まえじま)のご紹介!
周囲4.0km、面積は0.26㎢、平成27年国勢調査では人口5人の小さな離島。
もちろん定期航路はなく、住人は自家用「船」で本土と行き来するという。
平成30(2018)年には2世帯が島で暮らしており、専用の船着き場が玄関先に作られているという…なんかカッコいい!
電気や電話は海底ケーブル、飲料水は井戸水、郵便は対岸にあるポストに入れてもらうそう。
戦後、入植者によって開墾されてからミカン畑が作られ、昭和35年(1960)頃には人口24人をカウント。ミカンやブドウ、カキが特産らしいが、島の住人たちが作っているかは不明…
開墾してからはたくさんの古墳群がみつかり、過去に2度の発掘調査が行われ、古代人の集団墓地であったと考えられている。
属島であるダケク島とは干潮時に砂州で陸続きになり、このダケク島にも8基の円墳があるそうで、この中からは6~7世紀頃のものとみられる須恵器が出土している。
ちなみに「ダケク島」と打ってもGoogle Mapには出てきませんでした…おそらく張り付けたMapの左上にあるのがダケク島だと思われます。
かなり謎が多そうな島なので、いつか自分の足で調査してみたいところです…!
それでは、また明日!