【1日1島 11日目】焼尻島
こんばんは!離島ハンターSAVIOです!
1853年にアメリカのペリーさんが黒船で現在の神奈川県横須賀市の浦賀に現れて日本の開国に繋がった話は有名ですね。
では、誰が当時通訳をしたのでしょう?
そのルーツがある離島をご紹介します!
面積5.19㎢、周囲10.6kmの焼尻島(やぎしりとう)は先日ご紹介した北海道羽幌町に属しており、天売島と並ぶようにして日本海に浮かぶ離島です!
- みどころ
- とっておきグルメ
1.みどころ
- ラナルド・マクドナルド上陸記念碑
ラナルド・マクドナルドの上陸記念碑は焼尻島の東にありますが、そもそもこの人は誰?って話。
冒頭にも書いた通り、ペリーさんが横須賀の浦賀にきたとき誰がどのように対応したのでしょうか?
1848年、焼尻島に漂着したアメリカ人のラナルド・マクドナルドは日本に興味を持ち、密入国だったものの日本領の焼尻島に上陸しましたが、無人島だと思ったため再度船を漕ぎ利尻島に向かってしまいます。密入国だと処刑されてしまうので漂流者に見せかけ、尋問を受けたり監禁されたりを繰り返していたようです。ですが最終的に連れていかれた長崎では長崎通詞たちに直接英語を指導し、日本で初めての英語教師になりました。
その教え子たちが後にペリー来航時に通訳として活躍したそうです!
- オンコ原生林
5万本とも言われるオンコ(イチイ)や広葉樹のミズナラ、アカエゾマツといった針葉樹が混ざってできる天然林があります。その広さはなんと島の1/4にあたる1.3㎢にも及んでいるそうで、まさしく海に浮かぶ森の如く…
- 鷹の巣園地
焼尻島西端に広がる標高90mほどの草原で、西には天売島、北は利尻島まで見渡すことができる場所です!
ちなみに記念碑とは反対側ですが、ラナルド・マクドナルドの焼尻島への初上陸はこのあたりだったといわれています。
2.とっておきグルメ
日本人は「地域限定」というワードに弱いような気がしますが、ここにもありました…
焼尻産めん羊で、自然交配に限定したサフォーク種で、ラム肉なのに柔らかくて甘く、臭みが少ない国内最高峰のラム肉だそう!2008年の洞爺湖サミットでも食材の一つとして採用されたそうで、フェリーターミナル横にある「島っこ食堂」と毎年8月に2日間で開催される「焼尻産めん羊まつり」で味わえます!
行ったら食べれるまで帰れま10したいな…
いかがでしたでしょうか?
この焼尻島も天売島に並んでウニやタコなどの海産物がおいしいと有名な離島です。
天売島と並んでいますので、訪れる際は2島まとめて楽しむこともできそうですよ!
それでは、またあした!